普通に使っていても調査は必要なの?

アスベストなぜダメシリーズ3話目♪

『今使用している建物をすぐに調査しないといけないの?』っていう質問を受けることがありますが、答えはNoです♪

現状のルールでは解体工事、一部リフォーム等の改修工事の前に元請の業者さんが調査をして発注者さんへ報告する仕組みになっています。なので、通常の用途で現在使用しているのであれば慌てて調査したりする必要はありません。

昭和30年代〜平成一ケタの年代に建てられた物件であれば建物のどこかの建材に使われている可能性は高いですが、露出している建材が劣化もなく、しばらくそのままリフォームせずに使い続ける事が分かっているのであればほぼ問題ないと思います♪

例外として、

大きな煙突がある建物、天井などに吹付が露出しているようなところであれば、暴露の可能性があるので取り急ぎ調査することをおすすめします。立体駐車場の天井や、学校や役場の階段裏側などの塗装でよく見かけます。

露出している吹付は劣化していると下を歩く人が吸い込んでしまったり、大きな煙突では煙突の断熱材に使用されていて、内部が劣化して落下すると灰を掃除するときに吸い込んでしまったり、煙突の煙と一緒に周辺に飛散している可能性があります。

熊本の調査でも参考になりましたが、風雪や、凍結・融解の繰り返しもあってか、寒冷地ほど煙突内部の劣化が多いようです。

苫小牧での煙突による飛散事故事例

吸引すると中皮腫や石綿肺などの病気を引き起こす恐れがあり、「悪魔の素材」とも称されるアスベスト(石綿)。文部科学省による調査で、学校の一部で石綿飛散の恐れがある…

札幌では煙突アスベストが原因で給食の停止による緊急調査がありました

 札幌市で多くの子どもたちが温かい給食を食べられなくなっており、その数が31日、1万人を超えた。市内の小中学校の給食調理室の一部から、発がん性物質のアスベスト(石綿)を含む恐れのある建材が見つかったた…

最近では建物の売り買いをするときにも調査をされる方が増えてきています。

重要事項説明には石綿調査の有無とありますが、

「石綿の有無」ではなく、「石綿調査の有無」

となっているので「無し」にチェックが入っているケースがほとんどでせっかく買った中古の物件も、売主側によって伝えられない事が多い様です。

今後中古物件を購入される時には少し気にしてみてください♪