Warning: "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/yamakawa-ltd/www/blog/wp-includes/pomo/plural-forms.php on line 210
住宅建材調査がいよいよ全件報告義務へ

住宅建材調査がいよいよ全件報告義務へ

読売新聞の1面ということもあり、

今回の法改正は建設業者にとってはかなりのインパクトある内容になってます。

従前は、事前調査の結果で報告が必要だったのはレベル1・レベル2のアスベストのみでした。(解体・改修前の事前調査が平成18年以前の建物全てに必要なのは今と変わりません)

それが今後はレベル3の建材も全て含まれるということになるんだと思われます。

ちなみに

【レベル1】のアスベストというのは「吹き付けられた石綿」で駐車場の天井や、建物の柱や梁に付いている綿のようなものです。

【レベル2】は「保温材・断熱材・耐火被覆材」で、煙突の中の筒や、配管の曲がり部分が該当します。

【レベル3】は「成形版等」といって壁材によく使われている石膏ボードや、トイレ・キッチンの壁・天井、軒天井などにあるスレート版、店舗や学校の床にある床のタイル、外壁のサイディングが代表的です。

※ここで言うレベル1と言うのは「そのままの状態で一番飛散しやすい建材」という意味なのですが、解体や改修作業する時にはレベル2でもレベル3でも発じん性がかなり高くなる事があるので、レベル3だからレベル1より安全という意味ではありません。むしろ含有率で言うと飛び散りやすいと言われているレベル1の建材で数パーセント、板状のそのままでは飛び散る事のなさそうなレベル3の建材では10〜20%、高いものでは90%といった高濃度の建材も多くあるので、そんなレベル3の壁材などをバールや重機で叩いて割れた状態の近くにいる方がリスクが高いというのは想像できますよね。

なので、濡らした状態でそのままキレイに剥がせないというケースが現場ではよくありますが、作業に従事する建設業者の方は作業内容によっては材料レベルと作業レベルは必ず一緒にはならないという事を覚えておいてください。

そんな住宅の内装の壁、床、天井などのレベル3建材も届出の対象となりそうだという事を書いてあるのですが、レベル1.2のルールが強化された平成26年当時にもレベル3は話題に上がっていたのですが、

『実際全てとなるとものすごい届出の数になるから役所側でも受付大変でそんな制度にはならないだろう』

『お風呂やキッチンのリフォームで一つ一つやってたら仕事にならんよね』

『他の業者はやってないのにうちだけちゃんとやったら高くて仕事なくなるわ』

というような事を建設業者さんたちも言っていたのですが、僕も現実はそうだろうと思ってました。しかし、せっかくレベル3は届出しなくていいよという状態だったのにも関わらず、未だに事前調査すらせずにリフォームや解体に入ってしまう業者さんが全国にたくさんいるという実態を総務省が把握してしまったため、環境省・厚生労働省が足並みを合わせて今回のような方向性になったという事らしいです。

具体的な時期や方法は公開され次第またお知らせしますね♪